雨陽気でも花は咲く

ここのところ秋の長雨模様で、晴れたと思えば雨がちらつき、1日安定した晴天などない。それでも温室は秋の訪れを察知してか花が多くなってきた。この時期の花としてはマミラリアの蓬莱宮(Mammillaria schumannii)がある。この日は5輪だったが昨日は19輪も咲いていたようだ。思うにカリフォルニア半島の植物は、この時期に咲く種が多いので、自生地の雨期が多分この時期なのだろう。と言っても乾燥地だから雨期という程の雨もないはずだが、進化の過程でこの時期に咲くようになったということは、それが種の生存に一番有利だからだろう。今年は咲かないがエビのブランデジー(Echinocereus brandegeei)もこの時期だった気がする。もう1つのマミラリアはテレサエ(M.theresae)、これは花付きが良くて、春から4~5回目の開花のはずだ。どうせ育てるなら、こういう花付きの良い種を育てるに限る。テロカクタスも良く咲いている。黄花は白刺玉(Thelocactus leucacanthus)、白花は白花の大統領(T.bicolor)と武者影(T.hexaedrophorus)だ。バラ色はお馴染み紅鷹(T.hererochromus)で、この日も4株が咲き、豪華なこと。エビのシャーピー(Echinocereus pulchellus var.scharpii)、三角ランポー玉(Astrophytum myriostigma)、コピアポア・ラウーイ(Copiapoa laui)も咲いていた。ラウーイは暑さに弱く、いじけていたが、涼しくなったら急に元気になった。それは正木でも接ぎ木苗でも同様だ。ラウーイはチリ原産、他は全てメキシコだ。
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