アマリリス・リプサリス、トックリアナナス
アマリリスのオーリクム(Hippeastrum aulicum)が満開だ。花茎が30本以上立って見事なこと。調べてみたら2006年6月に直径2cmの球根1つを寄贈されたのが始まりで、13年でこれだけ殖えたということだ。病気やトラブルの多いアマリリスが、ただ株分けだけでこれだけ殖えるとは驚異的だ。如何に丈夫かご理解いただけるだろう。ヒガンバナ科でブラジル原産。

次はリプサリスのツクマネンシス(Rhipsalis tucumanensis)。何タイプかあって、これは茎の太い、花の大きい、もっとも観賞価値の高いタイプ。私のお気に入りだが中々殖えてくれない。これの細いタイプは私がパラグアイで採集し持ち帰っている。

次は季節外れに咲いたトックリアナナス(Aechmea recurvata var.recurvata)。小型のタイプの基本種。最近、この仲間が増えたのだが、どれも生育旺盛なので、すぐ大群生になる。パイナップル科でブラジル原産。
次は南アのソテツの花で、エンセファラートス・ヒルデブランディー(Encephalartos hildebrandii)の雄株が2株同時に咲き、全く同じ姿で区別出来ないくらいだ。次はエンセファラートス・ビローサス(E.villosus)の雄花。本種は幹が地下で育つタイプで、今日何頭にも分頭していて雄球花も5本位でている。以上はザミア科。最後は珍しく雌雄の花が同時に出て来たスタンゲリア科のスタンゲリア・エリオプス(Stangeria eriopus)。
















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