淡色ソテツ出現

昨年の多分11月頃から、果樹温室を出た所に植えてあるサイカス・ペクチナータ(Cycas pectinata)に新芽が出て来た。年をまたいでゆっくりと生長し、旧葉を切って新葉だけにし、その葉が広がり過ぎないように縛っておいた。2月に成って新葉もようやく固まって来たようだが、葉色は淡い黄緑のままだ。通るたびに眺めていたのだが、今日になって初めて,これが黄金ソテツ的は葉の色素異常ではないかと思い当たった。そこでカメラを持参し、葉を開いて撮った写真がこれだ。とても黄金ソテツとは較べ物にならないが、黄緑色ソテツであることは間違いない。この株は1980年に、友の会研修旅行で私が中部タイを訪れたとき、野生株が庭園に植栽されたであろう株から採種して実生したものだ。だから今年で丁度30年だが、こんな色の葉が出たのは初めてだ。黄金ソテツの場合、春の早い時期に出た葉は鮮やかに色付き、遅くに出る葉は発色が悪いと聞いている。だからこのペクチナータも、普段は絶対展葉しない寒い時期に発葉したため、色素の形成が不十分で、こんな色になったのではないかと思われる。どうせならもっと鮮やかな黄色に出てくれれば早くに気付いたのだろうが、寒さもあるし、そのせいだろうと思い込んでいた私も迂闊だった。考えてみれは非常に珍しい色彩変異で、もっと声を大にして宣伝しても、決して大袈裟ではないと思う。本種はタイ北部や中国雲南省南部など東南アジアに広く分布し、ソテツ科だ。DSCN1654.jpgDSCN1656.jpgDSCN1661.jpgDSCN1662.jpg次は中庭のホンコンドウダン(Enkianthus quinqueflorus)の花だ。ようやく最初の数輪が咲いて来たので、速報的に報告する。主幹の株は老化して花芽が着かず、今年は根本から芽生えた腋芽に一斉に花芽が着いたということだ。数年もすれば、主幹が枯れ、この若い芽生えが取って代わるだろう。ツツジ科で香港原産。DSCN1650.jpgDSCN1648.jpgDSCN1653.jpgDSCN1647.jpg

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 6

驚いた
面白い
ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント