NHK趣味の園芸に学芸員登場

趣味の園芸4月号に私が出ている。栽培歴55年の大きな金鯱(Echinocactus grusonii)の横に佇んでいる図柄で、サボテンは一生付き合える趣味対象だと紹介している。趣味は金に飽かせてコレクションする物ではなく、時間をかけて、人生のカウンターパートとして育てる。サボテンならそれが可能だということで、私が紹介されているのだ。そもそも趣味とは実生活においてストレスに曝されたり、不愉快な思いをした時でも、一度温室に入れば、幸せなサボテンの世界に没入して、全てを忘れさせてくれる、そういうものであるはずだ。時期的に今は植え替えの季節だが、1〜3年に1度植え替えてさえいれば、後は身体がシンドイ時、気分が乗らない時、手入れや水やりをサボっても、11月から3月まで完全断水しても、彼らはちゃんと生きていてくれる。今年は、昨日が最初の潅水だったが、要するに11月から3月、植え替えに入るまで、ただ眺めるだけで、何もしないで過ごしていたのだ。デカンショという歌に、〜後の半年寐て暮らす〜♪というのがあったが、サボテン栽培は正にそれを地で行っているわけで、だから50年でも60年でも維持出来るのだ。
さて今日の画像はだからサボテンだ。私は華やかなのが好きだから趣味の園芸の記事の写真も、このブログのように花付き写真でカラフルにしたかったが、2月の取材ではそれも不可。これだけは心残りだ。
今日は栽培暦54年目の王冠竜(Ferocactus glaucescens)から、次の赤鳳(F.stainesii)は52年、天城(F.macrodiscus)も、これの親株は50年、獅子頭(Thelocactus rinconensis:T.lophothele)も50年という具合だ。DSCN1025.jpgDSCN1027.jpgDSCN1044.jpgDSCN1022.jpgDSCN1021.jpgDSCN1059.jpgDSCN0965.jpgこの他にヘキルリランポー(Astrophytum myriostigma)などの有星類、鳥羽玉類(Lophophora williamsii)が丈夫で長生きなので、我が家のコレクションはこれらがメインになっているということだ。次からは比較的新しい株で緋翔竜(F.rhodanthus)2タイプ、レッペンハーゲニー(F.reppenhagenii)、テロカクタスの天照丸(T.conothelos)、狭義のリンコネンシス(T.rinconensis)だDSCN1040.jpgDSCN1030.jpgDSCN1042.jpgDSCN0970.jpgDSCN1034.jpg

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この記事へのコメント

2020年03月22日 20:28
こんばんは。
明日、早速、書店に走ります。楽しみ~(^^♪

うちのサボテンたちは、枯れることはなく長生きしてますが、全く花をつけません。明日、また、土を変えてみます。
学芸員
2020年03月24日 12:21
みのりさん、いつも応援有り難うございます。
自分にとっては50年、55年と言っても1つの流れですから、そう長くは感じませんが、それは歳をとったことに他なりません。若い人から見たら驚きですよね。今のこのせわしない時代、私のような人間は珍しいから、取り上げられたものと思っています。田舎でワニ園に勤めていたからこそ、出来た事ですよね。
今は花が多くて、40種、50種と咲いて来ますから、温室に行くのが楽しみです。
みのり
2020年03月24日 15:20
83ページに、学芸員さんの、若々しいお姿がありました(・∀・)イイネ!!
人生の、いい記念になりましたね。これからも、頑張ってください。
学芸員
2020年03月25日 09:31
みのりさん、有り難う。趣味の園芸のホームページだか、ブログにも出ていますよ。掲載本、今回は10冊程仕入れて、子供達にも送ってやりました。こんなことするのは初めてで、皆驚いているでしょう。
学芸員
2020年03月26日 17:42
みのりさん、わざわざホムページまで紹介して下さり,有り難うございます。
今は温室も花盛りで最高ですよ。
メロカクタスマニア
2020年03月28日 18:31
学芸員様、おめでとうございます。
このブログにおける学芸員様の活動のご報告が
最近の楽しみになっております(清掃や学会の様子など)


趣味に関するご意見、私も強く同感します。
以前どこかのサボテン関係のホームページにて
「植物人とは、現世での疲れを温室内の植物達を
 眺め浸ることにより癒やすのだ」
こんなような文章を見て以来、私にとって植物の栽培・実生が
何よりの楽しみになっております。
その中でも特にサボテンや多肉達は本当に「ありがたい」植物達だと
実感しております(しかし、最近は球根/ブロメリア/シダ/ヤシ/ソテツに
浮気しそうで(汗 )

学芸員様、このご時世観光地で働かれる方々は気が気でないとは
思いますが、どうかお体にお気をつけてください。
夏頃にはバナナワニ園に是非とも行きたいと思います!
学芸員
2020年03月29日 13:18
メロカクタスマニアさん、コメント有り難うございます。
子供の頃から植物が好きで、植物採集でメキシコにも行かして貰い、ワニ園に来てからは、全ての植物が自分のコレクションみたいに感じて過ごし、幸せな日々を送ってきました。自分の夢を実現できる人生を送れて、本当に私は幸せでした。だから皆さんにも植物を楽しんでもらいたいのです。今度、来園する際は前もって連絡して下さい。時間調整ができれば、我が家の植物もお見せできます。