デーバオエンシスなど

分園中庭でサイカス・デーバオエンシス(Cycas debaoensis)に雌花が出て来た。隣には雄株があって雄花も出ているのだが、どうもこの雄株は純粋のデーバオエンシスではなく、葉から見て、デーバオエンシスとミコリッチーあたりとの雑種らしいのだ。だから折角花が出ても交配したくない気持ちもある。昨日のフェースブックに友の会会員のお庭でデーバオエンシスに雄花がという書き込みがあり、これならという気になった。ただこの株の由来も、株を実際に見て見ないとわからないし、ただ花粉を採ってというわけにもいかないだろう。多分、当園に苗を寄贈してくれた、沖縄のTさんの所にもあるだろうから、まずそちらに聞くのが先かも知れない。ソテツ科で中国原産。同じ中庭でダシリリオン・レイオフィルム(Dasylirion leiophyllum)の花がどんどん伸びてもう3m以上になっている。あっという間に伸びて、その生育の早さに驚かされている。メキシコ原産でキジカクシ科。DSCN5647.jpgDSCN5649.jpgDSCN5656.jpg次は我が家のベランダで咲いたオプンチア・フミフーサ(Opuntia humifusa)の花。その昔、花サボテン流行の仕掛け人、伊藤芳夫さんが、台木として推薦していたのがこのフミフーサ、和名ハイウチワで、中学生頃の私は散々踊らされてしまった。この植物とは学生時代以来ずっと遠ざかっていたのだが、数年前友の会のハマウツボさんに実生苗を頂いたので、せっせと肥培したら昨年から咲くようになった。台木としてではなく、丈夫で花の綺麗なウチワサボテンということで育てているのだが、惜しむらくは、花期が梅雨時にかかってしまうので、折角の花が雨で開けない時があるのだ。ただ思った程蕾が着かないのは計算外。去年は1個で今年は3個、もちょっと蕾を着けてもらいたかったというのが本音だ。北米原産。DSCN5527.jpgDSCN5609.jpg昨日はまた庭にアゲハが飛んできて、ちょうどヒメヒオウギズイセン(Crocosmia crocosmiifolia)の所で写真が撮れ、調べたらモンキアゲハだった。これで4種目だ。DSCN5694.jpg次はベランダで咲き始めたグラジオラスの原種、エックロニー(Gladiolus ecklonii)、丈夫で良く殖え、1球が6〜7球まで殖えた。地味な色だが咲いてくれれば嬉しい。アヤメ科で南アフリカ原産。同じく南アフリカ原産、ヒガンバナ科のアンモカリス・コラニカが新芽を伸ばし始めた。千切れた所から伸び始める面白い葉だ。DSCN5706.jpgDSCN5704.jpgDSCN5726.jpg最後はベランダのスイレンの開花状況。DSCN5708.jpgDSCN5702.jpg

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この記事へのコメント

高梨裕行
2020年07月09日 15:21
本物のCycas debaoensisは、少なくとも市販品では、手に入らないような非常に珍しいものらしいですね。一方この事を指摘する人もあまりいないようです。
学芸員
2020年07月10日 16:39
高梨さん、コメント有り難うございます。私も2株が隣り合って植えてあるから?となったわけで、1株だけ植えていたら、そういうものかで納得していたはずです。皆さん、この仲間は見慣れていないから、小葉がいくつかに分かれていれば、それだけで喜んでしまいます。サボテンや多肉の世界では原産地情報、パスポートデータの付いた種などが販売され普及していますが、ソテツの世界では、つい20年程まえまで、フェアチャイルドやモンゴメリー植物園でも、その点に無頓着だったんです。データの無いコレクションはスタンプブックコレクションと言われ、種の保存等には何も寄与しないのです。ワニ園のソテツもその典型です。