我が家の刺物たちPart2
最初はフェロカクタス・ハエマタカンサス(Ferocactus haematacanthus)。艶美玉の和名があるが、大虹などと混乱している和名で好ましくはない。本種は1973年に私が自生地を訪れ、その写真がシャボテン誌の表紙になったので思い入れのあるサボテンだ。この株は柿﨑さんに正木小苗をいただいたもので、柿﨑さんご自身は開花株まで育てあげ、雑誌でその写真を紹介していた。私も早く咲かせたいものだが、本種は5号鉢までは順調に大きくなるが、この先が難しく、だから国内でも開花例が少ないのだろう。
次は金冠竜(F.chrysacanthus)の赤刺と黄刺、柿﨑さんにおねだりして採種してもらった種由来だ。赤刺は本当の赤ではなく、赤っぽいと言う程度だが我が家には1本しかないので大事にしている。
次は赤鳳(F.stainesii)とピローサス(F.pilosus)、共に赤鳳でいいのだが、ピローサスは刺座に白毛が多く、現地では女性的な印象を持った。栽培するには、こちらの方が奇麗に見えるだろう。
次は黄彩玉(F.schwarzii)と長刺黄彩玉(F.schwarzii hybrid)、後者は雑種とのことだが、共に生育は旺盛で大変丈夫だ。
次はフェロカクタス・アラモサヌス(F.alamosanus)。これも黄彩玉系のフェロだが、生育旺盛で花着きも良い。そしてもう1株の王冠竜(F.glaucescens)。これも50年以上の株だ。最後は赤刺の代表種神仙玉(F.coloratus)だが、我が家ではこの程度。キリン降ろしだがもの凄く元気。以上全てメキシコのサボテンだ。











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