ソシンロウバイが満開に

暮れから正月を彩る分園中庭のソシンロウバイが(Chimonanthus praecox 'Concolor')満開になった。いつの間にか丈が5mにも達し、見事な開花風景だ。本種を伊豆で普及させたのは当園のつばき展でお世話になった伊東の造園屋さんの故高橋計三氏。畑に本種の大株があって、毎年新聞で紹介されてきたし、またご自身で沢山苗木を作って伊東市に何百株も寄贈したり、ワニ園に持って来てくれたりして、園内各所に本種が植えてあるのだ。その中で、一番条件の良い場所に植えられた中庭の株が大きくなるのは当然か。もう30年は経つはずだ。私も本種の香りが好きで、自宅にも2株植えてあるが、年末の風物詩として、この香りは欠くことのできないものとなっている。中庭の芝生の所ではソテツ(Cycas revoluta)も赤い実を覗かせて、受精種子が出来たことを誇示している。このソテツの結実風景も暖地ならではのもので、きれいなものだ。ソテツの横のユッカ・トンプソニアナ(Yucca thompsoniana)、これもいつの間にか丈が4mにもなって驚いてしまう。その横のヘスペルアロエ・ノクトゥルナ(Hesperaloe nocturna)も1坪もある群生株になって大きな顔をしている。全く育ちの良い植物だ。同様にゾウガメ温室横のダシリリオン・セラティフォリウム(Dasylirion serratifolium)も1坪もある群生株になって見事なものだ。実生40年になるから。大きく成って当然か。これらはメキシコの多肉植物。古いと言えば、オーストラリア原産のブラックボーイ、ススキノキ科のキサントロエア・クアドラングラータ(Xanthorrhoea quadrangulata)も実生40年以上だ。稲取のアニマルキングダムの園内に親株が植えてあり、2坪もある群生株になっている。どれも私が若い頃の実生だから、私が歳を取るのも当然か。でも私の仕事がそこに残るというのは嬉しいことだ。ま、そんな事言ったら、ワニ園中私の仕事だらけだが、それをするのが私の仕事だったのだから当然と言えば当然か。
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像

"ソシンロウバイが満開に" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント